議員提出議案上程
提案理由説明
質疑・
委員会付託省略・討論・採決
特別委員会の報告
常任委員会報告
追加議案の
送付通知
追加議案上程
提案理由説明
質疑・
委員会付託省略・討論・採決
常任委員会の
所管事務調査の件
特別委員会の
調査期限延長の件
閉会●
付議事件並びに審議結果〔
議員提出議案〕
議案番号件名議決月日審議結果議案第一
号市長専決の指定についての一部改正について三月二十日
原案可決〔
市長提出議案〕
議案番号件名議決月日審議結果議案第三
号教育委員会委員の任命について三月二十日
同意議案第四号西都市
個人情報保護条例の制定について〃
原案可決議案第五号西都市
情報公開及び
個人情報保護審査会条例の制定について〃〃議案第六号西都市
移動通信用鉄塔施設整備事業分担金及び
使用料徴収条例の制定について〃〃議案第七号西都市
市税条例の特例に関する条例の制定について〃〃議案第八
号西都市課設置条例の一部改正について〃〃議案第九号西都市
手数料条例の一部改正について〃〃議案第十号西都市非常勤の
特別職職員の報酬及び
費用弁償に関する条例の一部改正について〃〃議案第十一号西都市
消防団条例の一部改正について〃〃議案第十二号西都市
国民健康保険税条例の一部改正について〃〃議案第十三号西都市
介護保険条例の一部改正について〃〃議案第十四号西都市西都原
古墳広場の設置及び監理に関する条例の一部改正について〃〃議案第十五号西都市
公民館条例等の一部改正について〃〃議案第十六号西都市
学習等供用施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について〃〃議案第十七号西都市
農業集落排水事業受益者負担金に関する条例の一部改正について〃〃議案第十八号西都市
簡易水道給水条例及び
西都市水道事業給水条例の一部改正について〃〃議案第十九号西都市
障害者ホームヘルパー派遣手数料徴収条例の廃止について〃〃議案第二十号西都市中
山間地域活性化推進基金条例の廃止について〃〃議案第二十一号平成十四年度
西都市一般会計予算補正（第八号）について三月十三日〃議案第二十二号平成十四年度
西都市国民健康保険事業特別会計予算補正（第五号）について〃〃議案第二十三号平成十四年度
西都市簡易水道事業特別会計予算補正（第四号）について〃〃議案第二十四号平成十四年度
西都市下水道事業特別会計予算補正（第五号）について〃〃議案第二十五号平成十四年度
西都市営住宅事業特別会計予算補正（第五号）について〃〃議案第二十六号平成十四年度
西都市老人保健特別会計予算補正（第六号）について〃〃議案第二十七号平成十四年度
西都市農業集落排水事業特別会計予算補正（第四号）について〃〃議案第二十八号平成十四年度
西都市介護保険事業特別会計予算補正（第五号）について〃〃議案第二十九号平成十四年度
西都市水道事業会計予算補正（第三号）について〃〃議案第三十号平成十五年度
西都市一般会計予算について三月二十日〃議案第三十一号平成十五年度
西都市国民健康保険事業特別会計予算について〃〃議案第三十二号平成十五年度
西都市簡易水道事業特別会計予算について〃〃議案第三十三号平成十五年度
西都市下水道事業特別会計予算について〃〃議案第三十四号平成十五年度
西都市営住宅事業特別会計予算について〃〃議案第三十五号平成十五年度
西都市老人保健特別会計予算について〃〃議案第三十六号平成十五年度
西都市農業集落排水事業特別会計予算について〃〃議案第三十七号平成十五年度
西都市介護保険事業特別会計予算について〃〃議案第三十八号平成十五年度西都市西米良村
介護認定審査会特別会計予算について〃〃議案第三十九号平成十五年度
西都市水道事業会計予算について〃〃議案第四十号土地の取得について〃〃議案第四十一号議決の変更を求めることについて〃〃議案第四十二号訴えの提起について〃〃議案第四十三
号市道路線の廃止について〃〃議案第四十四
号市道路線の認定について〃〃議案第四十五号助役の選任について〃
同意議案第四十六号平成十四年度
西都市一般会計予算補正（第九号）について〃
原案可決〔請願〕
受理番号件名議決月日審議結果請願第五
号健康保険本人の三割負担などの凍結を求める請願三月二十日不採択〔陳情〕
受理番号件名議決月日審議結果平成十四年陳情第六号平和の塔（仮称）建立（
戦没者慰霊碑合祀建立）に関する陳情三月二十日
継続審査陳情第一
号航空自衛隊の
航空機騒音に関する陳情〃
採択陳情第二号政府に「平和の意見書」の提出を求める陳情〃
継続審査陳情第三
号有事関連法案に反対する陳情〃〃陳情第四
号アメリカの
イラク攻撃を中止するよう
日本政府の行動を求める陳情〃〃 平成十五年三月三日
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－●議事日程（第一号） 平成十五年三月三日（月曜日） 午前十一時七分開議第一、
会議録署名議員の指名第二、 会期の決定第三、 議案第三号
教育委員会委員の任命について第四、 議案第四号 西都市
個人情報保護条例の制定について第五、 議案第五号 西都市
情報公開及び
個人情報保護審査会条例の制定について第六、 議案第六号 西都市
移動通信用鉄塔施設整備事業分担金及び
使用料徴収条例の制定について第七、 議案第七号 西都市
市税条例の特例に関する条例の制定について第八、 議案第八号
西都市課設置条例の一部改正について第九、 議案第九号 西都市
手数料条例の一部改正について第十、 議案第十号 西都市非常勤の
特別職職員の報酬及び
費用弁償に関する条例の一部改正について第十一、 議案第十一号 西都市
消防団条例の一部改正について第十二、 議案第十二号 西都市
国民健康保険税条例の一部改正について第十三、 議案第十三号 西都市
介護保険条例の一部改正について第十四、 議案第十四号 西都市西都原
古墳広場の設置及び管理に関する条例の一部改正について第十五、 議案第十五号 西都市
公民館条例等の一部改正について第十六、 議案第十六号 西都市
学習等供用施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について第十七、 議案第十七号 西都市
農業集落排水事業受益者負担金に関する条例の一部改正について第十八、 議案第十八号 西都市
簡易水道給水条例及び
西都市水道事業給水条例の一部改正について第十九、 議案第十九号 西都市
障害者ホームヘルパー派遣手数料徴収条例の廃止について第二十、 議案第二十号 西都市中
山間地域活性化推進基金条例の廃止について第二十一、議案第二十一号 平成十四年度
西都市一般会計予算補正（第八号）について第二十二、議案第二十二号 平成十四年度
西都市国民健康保険事業特別会計予算補正（第五号）について第二十三、議案第二十三号 平成十四年度
西都市簡易水道事業特別会計予算補正（第四号）について第二十四、議案第二十四号 平成十四年度
西都市下水道事業特別会計予算補正（第五号）について第二十五、議案第二十五号 平成十四年度
西都市営住宅事業特別会計予算補正（第五号）について第二十六、議案第二十六号 平成十四年度
西都市老人保健特別会計予算補正（第六号）について第二十七、議案第二十七号 平成十四年度
西都市農業集落排水事業特別会計予算補正（第四号）について第二十八、議案第二十八号 平成十四年度
西都市介護保険事業特別会計予算補正（第五号）について第二十九、議案第二十九号 平成十四年度
西都市水道事業会計予算補正（第三号）について第三十、 議案第三十号 平成十五年度
西都市一般会計予算について第三十一、議案第三十一号 平成十五年度
西都市国民健康保険事業特別会計予算について第三十二、議案第三十二号 平成十五年度
西都市簡易水道事業特別会計予算について第三十三、議案第三十三号 平成十五年度
西都市下水道事業特別会計予算について第三十四、議案第三十四号 平成十五年度
西都市営住宅事業特別会計予算について第三十五、議案第三十五号 平成十五年度
西都市老人保健特別会計予算について第三十六、議案第三十六号 平成十五年度
西都市農業集落排水事業特別会計予算について第三十七、議案第三十七号 平成十五年度
西都市介護保険事業特別会計予算について第三十八、議案第三十八号 平成十五年度西都市西米良村
介護認定審査会特別会計予算について第三十九、議案第三十九号 平成十五年度
西都市水道事業会計予算について第四十、 議案第四十号 土地の取得について第四十一、議案第四十一号 議決の変更を求めることについて第四十二、議案第四十二号 訴えの提起について第四十三、議案第四十三号
市道路線の廃止について第四十四、議案第四十四号
市道路線の認定について
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－●本日の会議に付した事件
議事日程（第一号）に同じ
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－●出席議員（二十二名） 一番
池沢正博君 二番
吉野和博君 三番
内藤邦弘君 四番 井上 司君 五番 中野 勝君 六番
浜砂松生君 七番
新名美穂子君 八番
松本良文君 九番 吉野元近君 十番
井上久昭君 十一番 河野方州君 十二番
井上照也君 十三番
松浦幸男君 十四番
池田明男君 十五番
緒方敦男君 十六番
弓削春男君 十八番 横山昭雄君 十九番
黒木正善君 二十番
浜砂一郎君 二十一番 浜砂百敏君 二十二番 狩野保夫君 二十三番 野村隆志君
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－●欠席議員（一名） 十七番 橋口定幸君
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－●当局出席者 市長
日野光幸君 助役 一原則幸君 収入役
長友義忠君
総務課長併選挙管理委員会事務局長 滝井清次郎君
財政課長 井下敬三君
企画調整課長 斎藤敦弘君
税務課長 中武庄畩君 活性化推進室長兼西都原
対策室長 大西秀邦君
建設課長兼
東九州自動車道建設対策室長 井上 功君
建築住宅課長 荒川昭英君
下水道課長 森 康雄君
都市計画課長 高橋芳徳君
農林課長 和田一男君
全国植樹祭対策監 増田恵二君
農村整備課長 太田寛文君
生活環境課長 黒木良直君
市民課長 神田 守君
健康管理課長 原 勝行君
会計課長 迫 政光君
福祉事務所長 関谷恒徳君
水道課長 長友敏明君 教育長
黒木康郎君
教育委員会総務課長 鬼塚 薫君
教育委員会学校教育課長 後藤文美君
教育委員会学校給食センター所長 日高英季君
教育委員会社会教育課長 小森一三君
教育委員会文化課長 阿万定治君
教育委員会スポーツ振興課長 緒方久己君
農業委員会事務局長 関谷 勝君
監査委員 斎藤末市君
監査事務局長 佐々木美徳君 消防長 中武 但君
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－●議会事務局出席者 事務局長 甲斐克則君
事務局次長 蓑毛幸一君
議事係長 中武資貴君 議事係 本部博樹君 議事係 丸山浩幸君
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ 午前十一時七分 開会
○議長（
池沢正博君） これより平成十五年第二回
西都市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の会議は、お手元の
議事日程第一号によって進めることにいたします。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
△報告
○議長（
池沢正博君） 日程に先立ち、この際、諸般の報告をいたします。 去る二月二十日、宮崎県
市議会議長会定期総会が宮崎市で開催され、第七十八回
九州市議会議長会定期総会の
提出議案等について協議が行われました。なお、会議の内容につきましては、審議されました
協議事項などの写しをお手元に配付いたしておりますので、御了承願います。 次に、
監査委員から平成十五年二月二十日付をもって
例月出納検査結果一件の報告があり、写しをお手元に送付いたしておりますので、御了承願います。 以上で報告を終わります。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
△
会議録署名議員の指名
○議長（
池沢正博君） 日程第一、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第八十一条の規定により、七番
新名美穂子君並びに十六番
弓削春男君を指名いたします。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
△会期の決定
○議長（
池沢正博君） 日程第二、会期の決定を議題といたします。
今期定例会の会期等につきましては、あらかじめ
議会運営委員会にお諮りしておりますので、委員長の報告を求めます。
◆十三番（
松浦幸男君） （登壇）本日をもって招集されました平成十五年第二回定例会の会期並びに
議事運営について、
議会運営委員会における審議結果の概要を御報告いたします。
今期定例会の議案は、
人事案件一件を初め、条例の制定四件、条例の一部改正十一件、条例の廃止二件、
予算補正九件、平成十五年度予算十件、土地の取得一件、議決の変更を求めることについて一件、訴えの提起について一件、
市道路線の廃止・認定がそれぞれ一件の合わせて四十二件の議案が予定されております。 なお、
予算補正九件については、来る十三日に
委員会付託を省略し採決まで行うこと、また、
追加議案として、
人事案件が予定され、来る二十日に一審議とすることをあわせて了承いたしております。 会期の決定に当たっては、議案の内容を考慮し、当局からの説明も聞き、検討の結果、会期は本日から二十日までの十八日間とし、この運営については、お手元に配付の
会期日程によることといたしました。 次に、
一般質問の
通告期限及び請願、陳情の
受理整理期限は本日午後五時とすることにいたしております。 また、
議員提出議案の
提出期限については、三月十七日正午とすることにいたしましたので、改めて各位の御協力をお願いいたします。 以上が
議会運営委員会における審議結果の概要でありますが、よろしく御審議のほどお願いいたします。（降壇）
○議長（
池沢正博君） ただいまの
委員長報告に対する質疑があれば、これを許します。 （「なし」と呼ぶ者あり）
○議長（
池沢正博君） 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。
今期定例会の会期は、ただいまの委員長の報告のとおり、本日から二十日までの十八日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 （「異議なし」と呼ぶ者あり）
○議長（
池沢正博君） 御異議なしと認めます。よって、会期は十八日間と決定いたしました。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
△議案の
送付通知
○議長（
池沢正博君） 市長から
提出議案の
送付通知を受けておりますので、
事務局長に朗読いたさせます。 議案はお手元に配付を終わっております。 （
事務局長朗読） 平成十五年二月二十四日
西都市議会議長 池沢正博殿
西都市長 日野光幸 平成十五年第二回
西都市議会（定例会）への議案の送付について 平成十五年第二回
西都市議会（定例会）に付議する別紙の議案を別添のとおり送付します。 記議案第三号
教育委員会委員の任命について議案第四号 西都市
個人情報保護条例の制定について議案第五号 西都市
情報公開及び
個人情報保護審査会条例の制定について議案第六号 西都市
移動通信用鉄塔施設整備事業分担金及び
使用料徴収条例の制定について議案第七号 西都市
市税条例の特例に関する条例の制定について議案第八号
西都市課設置条例の一部改正について議案第九号 西都市
手数料条例の一部改正について議案第十号 西都市非常勤の
特別職職員の報酬及び
費用弁償に関する条例の一部改正について議案第十一号 西都市
消防団条例の一部改正について議案第十二号 西都市
国民健康保険税条例の一部改正について議案第十三号 西都市
介護保険条例の一部改正について議案第十四号 西都市西都原
古墳広場の設置及び管理に関する条例の一部改正について議案第十五号 西都市
公民館条例等の一部改正について議案第十六号 西都市
学習等供用施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について議案第十七号 西都市
農業集落排水事業受益者負担金に関する条例の一部改正について議案第十八号 西都市
簡易水道給水条例及び
西都市水道事業給水条例の一部改正について議案第十九号 西都市
障害者ホームヘルパー派遣手数料徴収条例の廃止について議案第二十号 西都市中
山間地域活性化推進基金条例の廃止について議案第二十一号 平成十四年度
西都市一般会計予算補正（第八号）について議案第二十二号 平成十四年度
西都市国民健康保険事業特別会計予算補正（第五号）について議案第二十三号 平成十四年度
西都市簡易水道事業特別会計予算補正（第四号）について議案第二十四号 平成十四年度
西都市下水道事業特別会計予算補正（第五号）について議案第二十五号 平成十四年度
西都市営住宅事業特別会計予算補正（第五号）について議案第二十六号 平成十四年度
西都市老人保健特別会計予算補正（第六号）について議案第二十七号 平成十四年度
西都市農業集落排水事業特別会計予算補正（第四号）について議案第二十八号 平成十四年度
西都市介護保険事業特別会計予算補正（第五号）について議案第二十九号 平成十四年度
西都市水道事業会計予算補正（第三号）について議案第三十号 平成十五年度
西都市一般会計予算について議案第三十一号 平成十五年度
西都市国民健康保険事業特別会計予算について議案第三十二号 平成十五年度
西都市簡易水道事業特別会計予算について議案第三十三号 平成十五年度
西都市下水道事業特別会計予算について議案第三十四号 平成十五年度
西都市営住宅事業特別会計予算について議案第三十五号 平成十五年度
西都市老人保健特別会計予算について議案第三十六号 平成十五年度
西都市農業集落排水事業特別会計予算について議案第三十七号 平成十五年度
西都市介護保険事業特別会計予算について議案第三十八号 平成十五年度西都市西米良村
介護保険認定審査会特別会計予算について議案第三十九号 平成十五年度
西都市水道事業会計予算について議案第四十号 土地の取得について議案第四十一号 議決の変更を求めることについて議案第四十二号 訴えの提起について議案第四十三号
市道路線の廃止について議案第四十四号
市道路線の認定について
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
△議案（第三号～第三十九号、第四十一号～第四十四号）上程
○議長（
池沢正博君） 日程第三、議案第三号から日程第三十九、議案第三十九号まで及び日程第四十一、議案第四十一号から日程第四十四、議案第四十四号までの議案四十一件を一括して議題といたします。 議案の朗読は省略いたします。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
△
提案理由説明
○議長（
池沢正博君） 市長に
提案理由の説明を求めます。
◎市長（
日野光幸君） （登壇）本日、平成十五年第二回
西都市議会の開会に当たり、私の
市政運営の
基本的事項について、その所信と主要施策を申し述べ、
議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。 私は、「政治は市民が主役」を基本に、市民との対話を大事にしたいと考え、市内各地区に出向き、多くの市民の皆様と交流を重ねてきたところであります。 今後も、市民と行政のパートナーシップのもと、新たな流れをつくることを基本とし、「活・粋・
ドリームフル西都」の実現に向け、初心を忘れず、精いっぱい努力してまいる所存であります。 本年は、皆様も既に御存じのとおり、西都市市制施行四十五周年の年に当たります。大盛会でありました一月の
ＮＨＫ公開番組「
ふるさと皆様劇場」を皮切りに、各種の記念行事、イベントなどを開催し、四十五周年をＰＲするとともに、
本市活性化の起爆剤にしたいと考えておりますので、今後も皆様の御
支援、御協力をお願いをいたします。 また、平成十六年には、
全国植樹祭が本市で開催をされますので、その成功を
市民一体となって推進するため、十五年度に
実行委員会を結成するとともに、県との組織的な連携強化を図りながら、万全を期してまいります。 さらに、
市町村合併につきましては、新富町、佐土原町、西米良村との
任意合併協議会において、合併、非合併の場合のそれぞれの姿について、具体的かつ現実的に
調査検討を行い、住民にその情報の提供を行うなど、限られた期間で、早急に四市町村の取りまとめを進めていきたいと考えております。 さて、本市を取り巻く
財政状況は、市税や
地方交付税及び
国庫補助金などの今までにない減少が予想され、非常に厳しい状況が考えられます。このような厳しい環境ではありますが、
市政運営に当たりましては、第三次
西都市総合計画の目標「活き活きとした元気あふれるまち、さいと」の実現に向け、「定住と交流」を
推進戦略として、国・県の施策や動向を注視し、
各種制度事業の活用、
新規事業の確保、徹底した見直しによる歳出の抑制と重点化を進め、市民の
行政需要に的確に対応した
予算配分に努めたところであります。 また、新たな
行政需要や市民のニーズに対応するため、組織の役割や必要性を再点検した上で、課及び係の統廃合を行い、効率的な業務の展開を図ってまいります。 以下、総合計画の五つの基本施策に分け、
推進戦略とともに、主なものを申し上げます。 まず、「生活を支える社会基盤づくり」であります。 初めに、道路交通網の整備についてであります。 国・県道の整備促進につきましては、春田バイパス、国道二百十九号や主要地方道、一般県道の未改良区間などの早期完成を目指して、積極的な活動を続けてまいります。また、市道整備につきましては、二十一路線の整備を行ってまいります。 主なものでは、国土交通省の継続事業として、中央線の改良を、防衛施設周辺整備事業として北鶴西屋敷線など三路線、地方特定道路整備事業として町頭下水流線など四路線を整備することとしております。 また、道路維持管理については、十三年度からの継続事業であります尾八重線の交通安全施設整備を行うほか、各路線の路面補修、さらに、十四年度から取り組んでいます聖陵町二号ほか十二路線のバリアフリー事業により、歩行者等の交通安全の確保を図ってまいります。 次に、広域林道の整備についてであります。 まず、森林基幹道尾八重銀鏡線、長谷児原線、及びふるさと林道の吐合線につきましては、早期完成を目指し、積極的に県などに要望してまいります。また、中之又吐合線、岩井谷線、尾田所線などの林道整備にも引き続き取り組み、林業の振興及び山村活性化の基盤づくりと「神話・伝説の道」のルート形成に努めてまいります。 次に、市街地の形成についてであります。 まず、都市計画マスタープランにつきましては、西都市の都市計画に関する基本的方針を定めるものであり、県の方針を踏まえ、十五年度で策定したいと考えております。 妻新町地区土地区画整理事業につきましては、十四年度に全事業を完了したところであり、十五年度から五年間の予定で、事業の清算事務を実施いたします。 また、妻北地区につきましては、県・国との協議、地元地権者への説明、西都市公共事業再評価委員会の答申を経て、今後継続することは困難との結論を出したところでありますので、十五年度は、事業廃止に向けての諸手続を行いながら、当地区の整備について、具体的な計画を協議していくこととなります。 妻北地区内にある稚児ヶ池の環境整備につきましては、西都地区建設業協会の絶大なる協力により、水草の除去をしていただき、見違えるようになりました。今後も引き続き、環境整備に努めてまいりたいと考えております。 次に、情報化の推進についてであります。 これまでも電子行政推進の基盤整備に取り組んでおりますが、住民サービスの向上と、事務の効率化をさらに推進するため、戸籍事務処理の電算化を十六年度内の稼働を目途に事業着手いたします。 また、「住民基本台帳ネットワークシステム」による住民へのサービス開始が、いよいよ本年八月二十五日から実施される予定であり、これにより、住民基本台帳カードの発行や、市町村の区域を越えて、広域的な住民票の写しを交付することができることになります。今後も制度面、技術面、運用面においてプライバシーの保護措置に万全を期し、また、今回提案しております
個人情報保護条例に基づき、安全確保に努めてまいります。 さらに、東米良地区の携帯電話通信による利便性向上のため、移動通信用鉄塔施設の整備を行います。 次に、基本施策の「安全で快適なくらしづくり」であります。 まず、環境保全につきましては、十四年度策定の「西都市環境基本計画」に沿って、地域環境、自然環境の保全などの総合的施策に取り組むこととしており、十五年度は、特に、ごみ・環境問題啓発のため「西都環境フェスタ」の開催に力を入れたいと考えております。 次に、公園緑地の整備についてであります。 清水台総合公園は、憩いと触れ合いの公園づくりのため、草スキー場などの整備を行ったところでありますが、十五年度は、さらに遊具施設の充実を図ってまいります。なお、残りのゾーンにつきましては、計画内容の一部再検討を行いたいと考えております。 次に、市営住宅建設につきましては、十五年度は、老朽化した立野住宅などの建てかえ工事に着手し、十六年度の完了を予定しております。また、中原住宅の建てかえ用地として、旧農業改良普及センター跡地の用地購入を予定しております。 定住人口対策につきましては、本市の置かれている立地条件を生かした住宅開発調査の推進とともに、新たな定住
支援制度の検討に着手してまいります。 また、「ファミーユたて野」の未売却となっている分譲地については、土地開発公社と一体となり、積極的に分譲に努めてまいります。 次に、市営住宅の防音工事につきましては、三宅住宅の二棟を予定し、民間の住宅防音工事は、十四年度以上の事業量を確保するよう調整してまいります。 また、新田原基地周辺の騒音対策として、周辺調整交付金による地区集会施設等の整備を図るとともに、一般防音補助として、都於郡地区
学習等供用施設の再整備を行います。 次に、水道事業についてであります。 上水道事業につきましては、妻・穂北上水道、都於郡上水道、湯牟田簡易水道の統合が認められましたので、この三つを合わせて一元化し、西都市上水道として管理運営をしてまいります。 次に、生活排水処理についてであります。 公共下水道事業は、昭和五十五年に事業着手して以来、年々供用開始区域の拡大を図っておりますが、十五年度は、山角地区の管渠工事などで、現在の認可事業が終了することから、全体計画の見直しに基づいて、新たに事業認可変更をいたします。 農業集落排水事業は、現在、岩崎地区の整備を進めており、十五年四月に一部供用開始し、十六年四月には全地区供用開始を目標に整備いたします。 また、合併処理浄化槽設置につきましては、十五年度は百五十基を目標に普及拡大を図ってまいります。 次に、資源循環型システムづくりについてでありますが、「西都児湯クリーンセンター」の本格的稼働に向け、容器包装リサイクル法に基づく新しい分別収集の確立に向けて、市民への啓発を行ってまいります。 また、宮崎県廃棄物総合処理センター及び西都児湯クリーンセンター建設につきましては、引き続き施設整備に取り組んでまいります。 次に、消防救急体制の強化についてであります。 常備消防につきましては、あらゆる災害に対処するため、関係機関と連絡を密にし、市民が安心して暮らせるように努めます。 また、非常備消防の消防団については、昨年の不審火対策としての夜間警戒など、市民の生命・身体・財産を火災等から保護し、その被害軽減に努めていただいているところであり、この職務の重大さを思うとき、改めて消防団の仕事の大変さを痛感しているところであります。そこで、今回、消防団員の出動手当の見直しを提案しておりますので、御理解いただきますようお願いをいたします。 次に、基本施策の「魅力と活力にあふれた産業づくり」であります。 農家の所得対策につきましては、ＷＴＯの農業交渉が大詰めを迎える中、ミニマムアクセス米の削減問題、農産物の輸入増加が懸念されるなど、依然として国内の農産物価格に多大な影響が予想されますので、関係機関との連携を強めながら、諸施策に取り組んでまいります。 特に、昨年から検討しておりました、農産物加工施設の整備につきましては、ＪＡ西都を事業主体として十五年度に着手してまいります。 米に関しましては、米政策改革大綱が発表されましたが、米の需給調整、流通制度改革など不安をいまだに払拭できずにいるところであります。そのような中、十五年度の米の生産調整につきましては、昨年に引き続き、水田面積の四〇％という厳しい目標面積をお願いをしております。 また、農業・農村の担い手対策につきましては、引き続き後継者が就農しやすい条件整備を行うため、ハウスのリース事業、家族経営協定の締結を推進するとともに、認定農家の再認定作業に取り組み、あわせて組織の再編強化を図ってまいります。 生産対策としましては、国・県の補助事業を導入し、十五年度は、三納宮ノ下地区で中期展張ハウス団地の整備、また、三財地区で葉たばこ乾燥調整施設整備に着手します。そのほか、東米良地区でユズの新改植事業を進めてまいります。 次に、畜産対策としましては、家畜排せつ物堆肥化施設整備事業、肉用牛コストダウン実証展示事業に、国・県の補助事業を積極的に導入し、市の単独事業とあわせ、畜産農家の環境保全を今後とも
支援するほか、優良雌牛を導入するための資金貸し付けを実施します。 次に、林業振興についてであります。 林業・林産業を取り巻く環境は、依然として厳しい状況にあることから、十五年度は、さきに設置しました山村振興指導員や東米良地区山菜等加工組合を活用するとともに、林業技術者高度化事業、特用林産物ブランド事業、林研グループの育成、有害鳥獣駆除などの補助事業を取り入れて、山村定住者の所得向上、後継者育成に取り組んでまいります。 次に、森林につきましては、西都市森林整備計画に沿って、森林整備地域活動
支援交付金制度の活用、ダム上流域環境保全事業などの補助事業を利用し、整備を行ってまいります。 次に、農村整備についてであります。 まず、国営綾川二期土地改良事業につきましては、昨年、本市におきましても管路布設工事が始まったところでありますが、関係市町、土地改良区と一体となり、早期完成に向けて最善の努力をしてまいります。 また、市営事業としましては、基盤整備促進事業の新立地区、ふるさと農道の杉尾地区を継続して整備いたします。 次に、商工業の振興についてであります。 厳しい経済情勢が続く中、商工業が厳しい経営環境に置かれていることを踏まえ、商工会議所、商工会との連携をさらに密にして、魅力ある街づくりを進めるために、イベントの
支援や空き店舗対策など、引き続き商店街の振興のための
支援制度の活用を図ってまいります。 また、地場産業の振興につきましては、地場産業振興協議会や観光協会などと連携を図りながら、十五年度に完成します（仮称）西都原古墳群ガイダンスセンターや各種イベントを活用し、地場産品の展示・販売等に取り組んでまいります。 次に、企業誘致についてであります。 雇用情勢の厳しい中、働く場所の確保は緊急かつ重要な課題となっておりますことから、十五年度は、新たに企業誘致対策課を設置して、これまでの県と連携した取り組みに加えて、市独自での誘致活動に積極的に取り組んでまいります。特に、東九州サングリーン企業団地につきましては、誘致条件等を再検討し、企業の進出を促しやすい環境を整え、魅力ある企業団地としてＰＲしてまいります。 雇用対策につきましては、厳しい雇用失業情勢を踏まえ、長期的には企業誘致を推進し、短期的には緊急地域雇用創出特別基金などの国・県の制度事業を取り入れるとともに、市単独の雇用奨励金などの活用により、雇用・就業機会の創出を積極的に図ってまいります。 次に、観光振興についてであります。 本市の観光の拠点となります西都原古墳群の整備につきましては、十五年度が最終年度となり、（仮称）西都原古墳群ガイダンスセンターの開設、臨時駐車場や桜並木広場などの整備を引き続き行い、観光による交流人口の拡大を図ってまいります。 また、西都花まつり、西都夏まつり、西都古墳まつり、都於郡城址まつりの四大祭りへの
支援や、花火大会の開催、さらには、「宮崎県のへそのまち」や「酒発祥の地」などの本市独自の特色を活用した観光イベントの開催などを関係団体と協力しながら開催してまいります。 また、十五年に開通する「ひむか神話街道」の活用や体験型観光としてグリーンツーリズムにも、関係団体と協力しながら取り組んでまいります。 次に、スポーツランドの取り組みであります。 施設面では、西都原運動公園屋内練習場の多目的利用を図るため、人工芝化などの整備を進め、ソフト面では、市スポーツランド推進協議会を軸に、ヤクルトスワローズ一軍キャンプの復活へ向けた運動や、プロサッカーチームのキャンプ継続に対する取り組みを行うとともに、各種団体のスポーツ大会や合宿などについては、助成措置も講じながら、積極的な誘致活動に取り組んでまいります。 次に、基本施策の「安心生活を守る福祉・健康づくり」であります。 まず、社会福祉の充実につきましては、十五年度から地域福祉計画策定に取り組み、地域の意見などを踏まえながら、総合的な地域福祉の推進に関する計画を策定いたします。 介護保険制度につきましては、制度がスタートして三年が経過し、十五年度からは、第二期の事業計画に基づいて運営されることとなります。第二期の事業計画では、これまでの給付サービス実績の分析・評価、被保険者の利用意向調査結果を踏まえ、事業量を算定しておりますが、施設待機者の増加に対応するため、特別養護老人ホームの十七年度新設、供用開始に向けた取り組みを進めてまいります。 これを受けまして、介護保険料につきましては、できるだけ被保険者の負担の軽減を図るため、基金からの繰り入れを行い、三千三百二十九円に現行基準額を抑えたところであります。同時に、低所得者対策として、保険料の減免制度も今回提案しております。 要介護認定で制度の対象外となる高齢者及びその家族に対しまして、在宅介護に関する総合的な相談に応じるため、十四年度に、基幹型在宅介護
支援センターを設置し、介護予防、生活
支援のための保健・福祉サービスに努め、きめ細やかな高齢者福祉の充実に取り組んでいるところであります。 また、高齢者の健康維持のため、十五年度も市内二カ所にヘルストロンを設置する計画であります。 次に、障害者対策につきましては、十五年四月からは、利用者の自己決定を尊重した「
支援費制度」となり、利用者のニーズにこたえるべく施設
支援、居宅生活
支援など、福祉サービスの向上が図られることとなります。 また、十四年度から整備が図られておりました知的障害者通所授産施設につきましては、「清水台通所センター」として、十五年四月から開所することとなります。 次に、児童館の整備につきましては、十五年度に実施設計を行い、十六年度の建設に努めてまいりたいと考えております。 次に、健康づくりの推進についてであります。 「健やかで心豊かに生活できる活力ある社会」の実現のため、「健康日本二一 西都版」をもとに事業を進め、健康教育や各種診査事業などを行い、生活習慣病の予防を図ります。 また、健全な子供たちを育てる「健やか親子二一」の策定に取り組んでまいります。 次に、医療体制の整備につきましては、救急医療対策として、西都児湯医療圏の二次救急医療の中核施設であります西都救急病院の充実を図ることとし、十五年度には、磁気共鳴断層撮影装置（ＭＲⅠ）の導入に対し、関係町村と財政
支援を行います。 また、僻地医療対策としましては、十四年度から進めております東米良診療所の移転建てかえ整備に引き続き取り組んでまいります。 国民健康保険事業につきましては、医療費が年々増加の傾向にあり、昨年改正された「高齢者医療制度」の浸透を図るとともに、国民健康保険制度についての理解と健康に対する認識を高めるため、各種事業に取り組みます。 次に、基本施策の「豊かな文化と人づくり」であります。 教育は、人間形成の基本であり、国の発展の基盤であります。心身とも調和のとれた人間の育成を目指して、学校教育の充実、社会教育の充実、生涯学習の推進、市民文化の継承と創造、生涯スポーツの振興を柱とした各種施策を推進し、教育環境の充実に努めてまいります。 まず、学校教育におきましては、総合的な学習の時間や「どんぐり村事業」などを中心とした郷土学習の推進、外国語指導助手の配置や教職員の研修機会の充実などの学力の維持向上対策に、今後とも取り組んでまいります。 また、従来から行っております銀鏡地区の山村留学につきましては、地域の活性化に多大な影響をもたらしており、今後とも、積極的な
支援をしていくこととしています。 なお、学校施設の整備につきましては、これまで取り組んでまいりました鉄筋施設の耐震診断が終了いたしましたので、今後、鉄骨施設の耐震診断を年次的に行っていくことにしております。 学校給食につきましては、施設設備などの更新整備を年次的に進めるとともに、地産の食材を生きた教材として活用しながら、望ましい食習慣の指導に努めてまいります。 次に、社会教育についてであります。 今日、生涯学習の重要性がますます高まってきておりますので、生涯のあらゆる時期に自由に学習機会を選択して学ぶことができ、その学習の成果が発揮できるような、生涯学習社会の構築に向け、引き続き施策の充実に努めてまいります。 また、青少年の健全な育成は重要な課題でありますので、「豊かな心が育つ子供」の育成に向けて、学校、家庭、地域社会が三位一体となり、奉仕活動を初め、多様な体験活動の機会を
支援してまいります。 次に、社会体育についてであります。 生涯スポーツを推進するに当たっては、市民のだれもがそれぞれのライフスタイルに応じて、いつでも、どこでも、手軽にスポーツを楽しむことができるよう、その機会や環境づくりに努めてまいります。また、十四年度から取り組んでおります運動部活動地域連携実践事業につきましては、子供からお年寄りまでのだれもが集い、各種目、多世代、多様なレベルに対応することを目的とした、総合型地域スポーツクラブづくりに向けて推進してまいります。 なお、市制施行四十五周年記念事業として十五年度から、西都原運動公園陸上競技場ジョギングロードを活用したナイター陸上記録会を開催することにいたしております。 次に、文化財の保存活用につきましては、西都原台地の中段域にある日向国衙跡、日向国分寺跡の国指定を踏まえた保存整備の検討を行ってまいります。また、都於郡城跡は、十四年度に策定いたしました都於郡城跡保存整備計画に基づき、のり面の保存整備や五城郭の発掘調査を実施してまいります。 また、文化振興につきましては、総合文化祭や自主文化事業の充実を図り、芸術文化団体の活動の促進に努めてまいります。 次に、男女共同参画社会づくりについてであります。 活き活きとした活力ある地域社会づくりのためには、男女共同参画社会の実現が急務であると思います。そのため十五年度は、性別にかかわりなく、みんなが生き生きと働き、学び、暮らしていくことができる、よりよい社会を目指して、男女共同参画に関する条例の制定に向けて作業を進めてまいります。 次に、国際交流についてでありますが、これまで韓国慶州市との交流や伊東マンショゆかりの地交流事業、国際交流員の招致事業などを実施しておりますが、十五年度は、中学生二名を「平成遣欧使節」として海外派遣することといたしております。また、国際交流員につきましては、韓国からの招致を計画しており、準備を進めております。 以上、
市政運営の基本方針と具体策について申し述べましたが、市議会議員の皆様を初め、市民各位のなお一層の御
支援、御協力を重ねてお願いをする次第であります。 引き続きまして、本市議会定例会に提案いたしました議案四十二件のうち、四十一件の議案につきまして、その
提案理由を申し上げます。 まず、議案第三
号教育委員会委員の任命についてであります。 本案は、現
教育委員会委員であります郡司路氏から、一身上の都合により三月三十一日をもって辞職したい旨の申し出があり、後任に松尾美代子氏を任命することについて、議会の同意を得ようとするものであります。 次に、議案第四号西都市
個人情報保護条例の制定についてであります。 本案は、本市の個人情報保護施策の推進のため、「西都市個人情報保護制度審議会」の提言を受けて、条例を制定しようとするものであります。 次に、議案第五号西都市
情報公開及び
個人情報保護審査会条例の制定についてでありますが、本案は、
情報公開及び個人情報保護審査会を設置するため条例を制定しようとするものであります。 次に、議案第六号西都市
移動通信用鉄塔施設整備事業分担金及び
使用料徴収条例の制定についてであります。 本案は、移動通信用鉄塔施設整備事業に係る分担金及び使用料を徴収するため、条例を制定しようとするものであります。 次に、議案第七号西都市
市税条例の特例に関する条例の制定についてであります。 本案は、平成十五年度評価がえに伴い、平成十五年度に限り固定資産税第一期の納期を繰り下げる特例条例を制定しようとするものであります。 次に、議案第八
号西都市課設置条例の一部改正についてであります。 本案は、本市の行政運営体制について見直しを行い、組織の簡素合理化を推進し、新たな行政課題に対応しようとするものであります。 次に、議案第九号西都市
手数料条例の一部改正についてであります。 本案は、住民基本台帳ネットワークシステムの二次稼働に伴う、住民票の写しの交付並びに住民基本台帳カードの交付に係る手数料及び関係法に基づく事務手数料を明確にするため、所要の整備をしようとするものであります。 次に、議案第十号西都市非常勤の
特別職職員の報酬及び
費用弁償に関する条例の一部改正についてであります。 本案は、男女共同参画審議会委員の設置に伴い、所要の整備をしようとするものであります。 次に、議案第十一号西都市
消防団条例の一部改正についてであります。 本案は、消防団員の確保及び活性化、職務意欲の増進を図るため、所要の整備をしようとするものであります。 次に、議案第十二号西都市
国民健康保険税条例の一部改正についてでありますが、本案は、減免規定を改正することに伴い、所要の整備をしようとするものであります。 次に、議案第十三号西都市
介護保険条例の一部改正についてであります。 本案は、介護保険料の改定及び低所得者に対する介護保険料減免措置の実施に伴い、所要の整備をしようとするものであります。 次に、議案第十四号西都市西都原
古墳広場の設置及び管理に関する条例の一部改正についてであります。 本案は、御陵墓前広場を四月一日から供用開始することに伴い、所要の整備をしようとするものであります。 次に、議案第十五号西都市
公民館条例等の一部改正についてであります。 本案は、地籍調査事業による地番の変更に伴い、所要の整備をしようとするものであります。 次に、議案第十六号西都市
学習等供用施設の設置及び管理に関する条例の一部改正についてであります。 本案は、
学習等供用施設新町館・石貫館・中村館が完成することに伴い、公の施設として設置することについて、所要の整備をしようとするものであります。 次に、議案第十七号西都市
農業集落排水事業受益者負担金に関する条例の一部改正についてであります。 本案は、負担金の付加をする地区に追加が生じたことに伴い、所要の整備をしようとするものであります。 次に、議案第十八号西都市
簡易水道給水条例及び
西都市水道事業給水条例の一部改正についてでありますが、本案は、水道法の改正に伴い、所要の整備をしようとするものであります。 次に、議案第十九号西都市
障害者ホームヘルパー派遣手数料徴収条例の廃止についてであります。 本案は、障害者福祉サービスが
支援費制度に移行することに伴い、本条例を廃止しようとするものであります。 次に、議案第二十号西都市中
山間地域活性化推進基金条例の廃止についてでありますが、本案は、中山間地域活性化推進事業の完了に伴い、本条例を廃止しようとするものであります。 次に、議案第二十一号平成十四年度
西都市一般会計予算補正（第八号）についてであります。 歳入につきまして主なものは、
地方交付税一億六千百七十六万三千円を増額補正し、繰入金二億四百二十八万六千円、国庫支出金一億七千七百五十三万円などを減額補正しようとするものであります。 歳出につきまして主なものは、総務費に市債管理基金積立金など一億六千二百八十三万八千円を増額補正し、民生費から生活保護援助事業など一億六千百四十七万二千円、災害復旧費から公共土木施設災害復旧事業など一億五千七十八万七千円などを減額補正することとし、歳入歳出それぞれ四億四百十八万二千円を減額補正しようとするものであります。これにより、一般会計予算規模は百五十七億九千四百六十五万二千円となります。 次に、議案第二十二号平成十四年度
西都市国民健康保険事業特別会計予算補正（第五号）につきましては、老人保健拠出金など、総額二千二百四十二万三千円を減額補正しようとするものであります。 次に、議案第二十三号平成十四年度
西都市簡易水道事業特別会計予算補正（第四号）につきましては、施設費など、総額六百七十二万一千円を減額補正しようとするものであります。 次に、議案第二十四号平成十四年度
西都市下水道事業特別会計予算補正（第五号）につきましては、土木費から八百四十三万二千円を減額補正しようとするものであります。 次に、議案第二十五号平成十四年度
西都市営住宅事業特別会計予算補正（第五号）につきましては、住宅費など、総額一億六千四百九十六万九千円を増額補正しようとするものであります。 次に、議案第二十六号平成十四年度
西都市老人保健特別会計予算補正（第六号）につきましては、総務費に二十六万六千円を増額補正しようとするものであります。 次に、議案第二十七号平成十四年度
西都市農業集落排水事業特別会計予算補正（第四号）につきましては、農業集落排水事業費など、総額七百六十三万九千円を減額補正しようとするものであります。 次に、議案第二十八号平成十四年度
西都市介護保険事業特別会計予算補正（第五号）につきましては、保険給付費など、総額一億七千六百十四万五千円を減額補正しようとするものであります。 次に、議案第二十九号平成十四年度
西都市水道事業会計予算補正（第三号）につきましては、建設改良費など、総額二千八百四万五千円を減額補正しようとするものであります。 次に、議案第三十号平成十五年度
西都市一般会計予算についてであります。 まず、歳入につきまして主なものを申し上げますと、市税は、前年度当初比二億二十四万一千円減の二十四億五千七十八万円、
地方交付税につきましては、前年度当初比一億二千九百三十二万五千円減の五十二億五千六百五十八万五千円、国庫支出金は、前年度当初比二千七百三万九千円減の十六億六千六百八十一万七千円を計上いたしました。このほか県支出金は、十三億五百三十五万七千円、基金などからの繰入金十二億五千二百六十五万三千円、新たな借り入れとなります市債十五億六百八十万円を計上いたしました。 次に、歳出につきまして主なものを申し上げますと、総務費に移動通信用鉄塔施設整備事業など十三億二千百九十万八千円、民生費に児童扶養手当給付事業など三十九億一千二百九十八万三千円、衛生費に東米良診療所整備事業など十四億三千八百七十九万七千円、農林水産業費に農産物加工施設整備事業補助金など十六億三千六百八十三万三千円、商工費に西都原古墳群及び周辺地域整備事業など八億一千九百四十九万九千円、土木費に中央線道路改良事業など十八億八千四十三万九千円、教育費に西都原運動公園屋内練習場人工芝布設事業など十三億六千二百四十八万三千円を計上いたしました。また、借入金の償還である公債費には、十七億二千四百八十九万二千円を計上いたしました。 これにより、平成十五年度当初の
西都市一般会計予算額は、百五十億七千二百四十一万六千円となり、前年度当初予算額と比較すると二・一％の減となります。 次に、議案第三十一号平成十五年度
西都市国民健康保険事業特別会計予算につきましては、歳入歳出総額三十八億四千八百三十八万九千円となり、前年度当初予算と比較しますと〇・一％の増となります。 次に、議案第三十二号平成十五年度
西都市簡易水道事業特別会計予算につきましては、簡易水道統合整備事業に伴い、歳入歳出総額二億二千二百三十一万八千円となり、前年度当初予算と比較しますと二七・七％の増となります。 次に、議案第三十三号平成十五年度
西都市下水道事業特別会計予算につきましては、歳入歳出総額十一億八千八百八十七万九千円となり、前年度当初予算と比較しますと一三・四％の減となります。 次に、議案第三十四号平成十五年度
西都市営住宅事業特別会計予算につきましては、市営立野団地建設事業に伴い、歳入歳出総額五億五千八百十二万一千円となり、前年度当初予算と比較しますと一九・六％の増となります。 次に、議案第三十五号平成十五年度
西都市老人保健特別会計予算につきましては、歳入歳出総額四十億三千六百十二万円となり、前年度当初予算と比較しますと四・三％の減となります。 次に、議案第三十六号平成十五年度
西都市農業集落排水事業特別会計予算につきましては、岩崎地区農業集落排水事業の完了に伴い、歳入歳出総額三億五千二百七十五万八千円となり、前年度当初予算と比較しますと三九・二％の減となります。 次に、議案第三十七号平成十五年度
西都市介護保険事業特別会計予算につきましては、歳入歳出総額二十二億八千八十二万九千円となり、前年度当初予算と比較しますと〇・六％の減となります。 次に、議案第三十八号平成十五年度西都市西米良村
介護認定審査会特別会計予算につきましては、歳入歳出総額九百十七万七千円となり、前年度当初予算と比較しますと六・六％の減となります。 次に、議案第三十九号平成十五年度
西都市水道事業会計予算についてであります。 収益的収入につきましては、対前年度比〇・一％減の四億四千九百九十八万四千円を、同支出につきましては、対前年度比五・一％減の四億二千四百六十四万六千円を予定いたしております。 資本的収入につきましては、工事負担金など二千八百九万四千円を、同支出につきましては、建設改良費に、道路改良に伴う布設がえ工事など一億九千三百六十万二千円を予定いたしております。 なお、資本的収入額が同支出額に対し不足します一億六千五百五十万八千円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額三百十九万四千円及び過年度分損益勘定留保資金一億六千二百三十一万四千円で補てんすることにいたしております。 次に、議案第四十一号議決の変更を求めることについてであります。 本案は、平成七年十二月定例会において議決を得ました学校法人日章学園への市有財産の無償貸し付けについて、その区域の一部を市道として認定することに伴い、変更する必要が生じましたので、議会の議決を求めようとするものであります。 次に、議案第四十二号訴えの提起についてであります。 本案は、市営住宅の滞納家賃等の納入及び市営住宅明け渡し請求事件につき、訴えを提起することについて議会の議決を求めようとするものであります。 次に、議案第四十三
号市道路線の廃止につきましては、制度事業導入による道路改良等に伴い、
市道路線を廃止しようとするものであります。 次に、議案第四十四
号市道路線の認定につきましては、市道としての要件を具備することとなるため、市道に認定しようとするものであります。 以上、簡単に
提案理由を申し上げましたが、よろしく御審議をいただきますようお願いをいたします。（降壇）
○議長（
池沢正博君） 暫時休憩いたします。 午後零時一分 休憩 午後零時一分 開議
○副議長（野村隆志君） 休憩前に引き続き会議を開きます。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
△議案（第四十号）上程
○副議長（野村隆志君） 日程第四十、議案第四十号土地の取得についてを議題といたします。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
△地方自治法第百十七条による除斥
○副議長（野村隆志君） 本件につきましては、地方自治法第百十七条の規定により、土地開発公社理事の六番
浜砂松生君、十五番
緒方敦男君、十九番
黒木正善君、二十番
浜砂一郎君、一番
池沢正博君の退席を求めます。 （
浜砂松生君、
緒方敦男君、
黒木正善君、
浜砂一郎君、
池沢正博君退席）
○副議長（野村隆志君） 暫時休憩いたします。 午後零時二分 休憩 午後零時二分 開議
○副議長（野村隆志君） 休憩前に引き続き会議を開きます。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
△
提案理由説明
○副議長（野村隆志君） 市長に
提案理由の説明を求めます。
◎市長（
日野光幸君） （登壇）引き続きまして、議案第四十号土地の取得について
提案理由を申し上げます。 本案は、市営住宅建設用地について、台帳面積七千七百七十三平方メートル、実測面積で七千七百七十七・七一平方メートルを、取得予定価格八千百六十七万円で土地開発公社から取得しようとするものであります。 以上、簡単に
提案理由を申し上げましたが、よろしく御審議をいただきますようお願いをいたします。（降壇）
○副議長（野村隆志君） 暫時休憩をいたします。 （
浜砂松生君、
緒方敦男君、
黒木正善君、
浜砂一郎君、
池沢正博君着席） 午後零時三分 休憩 午後零時三分 開議
○議長（
池沢正博君） 休憩前に引き続き会議を開きます。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
△休会の決定
○議長（
池沢正博君） お諮りいたします。 明日から九日までは議案熟読のため休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 （「異議なし」と呼ぶ者あり）
○議長（
池沢正博君） 御異議なしと認めます。よって、明日から九日まで休会することに決しました。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 次の本会議は、来る十日午前十時開議、
議事日程は追って配付いたしますが、
一般質問であります。 なお、念のため申し添えますが、
一般質問の
通告期限及び請願、陳情の
受理整理期限は本日午後五時であります。 質問の順位は、本日散会後直ちに本会議場で抽せんにより決定いたしたいと思いますので、質問される議員はそのまま御在席をお願いいたします。 本日はこれをもって散会いたします。 午後零時五分 散会...